おはようございます。
このたび韓国の木浦にある共生園が創立95周年を迎えられました。この13日に記念式典が開催され、そこには尹大統領が列席され、祝辞と謝意を述べられたとのことです。
共生園は、田内千鶴子という日本の高知県御出身の女性が、当時牧師であった夫と共に戦争で親を失った子どもたちを引き取り育てた所です。その数なんと約3千人と言われており、田内千鶴子さんは、韓国の母と呼ばれています。
現在でも共生園は、親のいない子どもたちを育てておられます。
田内千鶴子さんのご子息の田内基さんが引き継ぎ、基さんの娘さんたちが運営れています。さらに田内基理事長は、日本で5か所、キムチを食べられる高齢者施設、「心の家族、故郷の家」を運営されています。
その本拠地が堺の南区にあることから、私も11年前にも木浦の共生園に伺いさらにソウルで開催された田内千鶴子さん生誕100周年の大事業に堺市の代表として出席しました。
今回の共生園の95周年にも急遽お招きいただき、出席の予定でしたが、大叔母の他界により行けませんでした。
堺市は、11年前からも行政の代表は参加しないので、私たちが個人的に代理として出席して、市長のメッセージを依頼して預かってきました。今回もメッセージをいただきました。
けれど高知県は知事や議長など、行政と議会が団を結成して参画されています。高知県出身の田内千鶴子さんを本当に誇りにして大切にしておられるのです。
田内千鶴子さんの偉業とそれを継承している田内基理事長さんは、堺市の自由都市・堺平和貢献賞も受賞されています。
そんな田内さんたちとの交流の中で常に思ってきたのは、田内千鶴子さんへの韓国の人々の尊敬と謝意を通じて日本の私たちがそのつながりを大切に紡ぐことこそが国際平和の基点だということです。
共生園創立95周年おめでとう🎊
田内基理事長。
ユン大統領。
衛藤代議士が総理からのメッセージを代読した。
日本からの参加団、高知市長さんたちも。
堺からは、故郷の家監事の早川さんが参加。
衛藤代議士。